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タカサゴキリゴケ

Sematophyllum subpinnatum

2019/1/26 海上の森(愛知県瀬戸市)

 

丘陵地の尾根部、アべマキの樹幹、地上50cm。

おそらくタカサゴキリゴケだと思います。

 

1-2. 生態写真を撮り忘れました。

  未熟な蒴をたくさんつけていました。

3. 葉はかなり内曲し、舟型といってもよいくらいになります。 

4. 葉は、長さ1mmあまり。ほぼ全縁ですが、先端付近は微歯があります。

5. 翼細胞はナガハシゴケよりも目立つような、数が多いような気がします。

6. 葉身細胞は、60~90μm、幅5~7μm程度でしょうか。

  平凡社の記載よりは少し長いですね。

7. 葉先付近の細胞はひし形に近く、長さも短くなります。

8. 蒴柄は4mm程度で、パピラなどは見られません。

9. 成熟した蒴も少し残っていましたが、かなり古く、ボロボロでした。

10. 若い胞子体はたくさんついています。

11. 胞子は直径20㎛あまり。蒴歯はボロボロでうまく観察できませんでした。