Dicranum polysetum
1951/10 愛知県設楽町田口
林内の地上に生えていたということです。
葉の横じわがはっきりとしていて、美しいコケですね。
1. 茎は5cm以上になります。胞子体は見当たりませんでした。
2. 葉には著しい横じわがあります。
3. 茎先端部以外では、葉は横から下向きに広がります。
4. 茎には、シッポゴケに似て白い仮根が密生しています。
5. 葉縁には鋭い歯があります。中肋背面にも2列に歯が並んでいるようです。
6-9. 葉は1cmくらいになります。
カバーガラスで抑えているので、横じわは目立たなくなりました。バーは0.5mm
10. 葉身細胞は70-80μm以上になります。厚壁で、くびれが顕著です。バーは50μm
11. 葉縁の葉。
12. 翼部の細胞は2細胞層以上の厚さがあり、明瞭に分化しています。