Dicranella palustris
1976/8 愛知県豊田市足助町 Ait. 300m
高木コレクションのヒロハススキゴケです。湿地に生えていたとのこと。
大型のコケで、いわゆるススキゴケとは全く印象が異なります。
1. 茎は4cmくらい。シッポゴケのような印象です。
2- 3. 茎はまっすぐで、分枝は見られません。
4. 葉は横から下向きに広がります。「彙状に葉をつける」ということですね。
5. 乾いてもあまり変化しません。
6. 葉は長さ3-4ｍｍくらい。中央よりやや下できれいに屈曲しています。
7. 葉先は鈍頭。歯はほとんどみられません。バーは50μm
8. 葉身細胞は長さ70μm、幅10-15μmくらい。
9. 葉基部の細胞は長さ100㎛に達します。
