ミジンコゴケ

Zoopsis liukiuensis

2020/2 奄美大島(鹿児島県大和村)

 

とても小さいタイ類です。

現地では藻類のように見えました。

渓流近くの照葉樹林の斜面です。

高木の根元の湿った土を被っていました。

藻類のように見えます。

実体顕微鏡で見ると、葉状タイ類のようにも見えます。

葉は4細胞で構成されるようです。

基部の2細胞は茎と同じような大きな細胞、先端の2つの細胞は透明で小さく、レンズのような感じです。

腹葉は4細胞で構成されており、とても小さいです。

茎の腹面からは、仮根も少し生えています。

茎腹面から分枝するようです。

側面からも分枝するようです。

茎の細胞。

とても大きくてきれいです。

表面は平滑で、薄壁、トリゴンは無いようです。

小さな油体が2~10個くらい確認できます。