Neolepidozia sp.
2020/2 奄美大島（鹿児島県大和村）
ヒラハスギバゴケは最新の分類ではNeolepidozia属に整理されているようです。
そして、Neolepidoziaも日本産は3種が報告されています。
おそらくこれはN. planifoliaヤマトヒラハスギバゴケだと思いますが、情報不足でよくわかりません。
2. 照葉樹林下の斜面の土に生育していました。
3. 規則正しく羽状に分枝し、とても特徴的な形態をしています。
4. 茎は2cm以上に達します。枝先が鞭枝状になるものも見られます。
5. 腹面から。腹葉は4裂し、茎と同じかやや幅広い程度。
6. 背面から。葉は緩く重なり合い、3裂します。
7-8. 葉は0.2-0.3mm。葉身細胞は平滑で細胞壁はやや厚く、油体は各細胞に数個、微粒の集合。
9-10. 花被は短腹枝から出て、2mm近くあります。先端は毛状です。
