コハタケゴケ

Riccia huebeneriana

2021/1 海上の森(愛知県瀬戸市)

 

赤紫色のロゼットになっていました。

少し白っぽいところもあり、枯れかけているのでしょうか。

ウキゴケ類にも似ています。

2. 水を落としたため池の砂地に、ロゼットが点在していました。

3. 乾燥していて、全体が海綿状に見えます。

4. 湿らせたところ。

5. タルスの幅は1mm前後。先端には溝があり、ハタケゴケの仲間とわかります。

 拡大してみると、あまり海綿状とは言えないようです。

6. 基部は海綿状です。

7-9. 腹面には透明の仮根が密生していますが、砂を落としてみると、胞子嚢をつけていました。

 タルス先端を調べてみましたが、腹鱗片はよく観察できませんでした。

10-12. 胞子は径70㎛くらいでした。