Anomobryum filiforme var. concinnatum 2023/9 中山峠(長野県伊那市)
ギンゴケに似てますが、白っぽくなく、ひょろ長く伸びるコケです。
むかご状の無性芽をつけていました。
谷筋に置かれた土留めの大型土嚢から生えていました。
といっても、基物はプラスチックではなく、網目の隙間の土砂というべきでしょう。
茎を拡大すると、茶色の無性芽が零れ落ちそうについていました。
葉は卵型で鋭頭。中肋は先端からやや突出します。
無性芽は200㎛くらいあり、上部は葉状に、下部は茶色になっています。