Cololejeunea ornata 2024/7 岩村城(岐阜県恵那市)
コツボゴケを観察していたら、極小のタイ類が付着していたので検鏡してみました。
腹葉のないクサリゴケ=Cololejeunea で、高いパピラが目立つので、よく見るウニバヨウジョウゴケだと思いましたが、よく観ると腹片にもパピラがあるようです。大きなスチルスもあるので、ヤマナカヨウジョウゴケで間違いないでしょう。
2. 人工林内の苔むした石積にありました。
3. 石積を被っているコツボゴケの葉の上に生えていました。
茎はせいぜい2-3mmくらいしかありません。
4. 腹面から。腹葉はありません。
5. 背面から。背片の背面は高いトゲ状のパピラで被われています。
多細胞の大きなスチルスが腹片の基部に確認できました。
腹片の腹面にも少し低めのパピラがあるようです。