Brachythecium uncinifolium 2024/6 雨飾山(新潟県小谷村)
生態写真を撮ってませんでしたが、記録のためにのせておきます。
中肋が葉先まで達していること、蒴柄全体にパピラがあること、葉がやや反り返ることなどから、カギヤノネゴケだろうと思います。
2. 蒴は傾き、長さは1mmくらいです。
3. 蒴柄は長さ1~1.5㎜。蒴柄全体がはっきりとしたパピラで被われています。
4. 雌苞葉
ここからは南アルプスで見かけたカギヤノネゴケです。
5. 湿った茎。葉がやや反り返るような印象です。
6. 葉は長さ1.2㎜くらいで、中肋は葉の先端近くまで伸びています。
7. 葉上部の葉縁には鋸歯があります。
8. 葉身細胞は長さ30~40µmくらい。
9. 葉基部は厚角な方形の細胞が葉縁から中肋までの区画を作っています。